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息子へ
私ね、子供達に、ちゃんと生きているか気になって、時々メールしたりするんですよ。
先週も、年末年始の休みの予定を聞こうと息子にメールしたら、木曜日の夜に電話で、「土日に、帰るわ。」て。
そんでもって土曜日、ワンコアレルギーの息子への配慮で、掃除、布団の用意など、あくせく頑張ったんです。
しかし、夕方になっても連絡もなし。
こちらから電話すると、「昨日、忘年会で幹事してて、しんどかってん。明日、帰るわ」という返事。
前の日の電話で、ボーナスが寸志程度だったとか、お金がなくてどん兵衛ばかり食べてるとか、暖房をケチって入れてないとか、親泣かせな話ばかりするんです。
でも、それにしても、夕方まで連絡もしてこなかったのは、社会人としてダメダメなことです。たとえ、親族であっても。
旦那さんも、会社でもそういういい加減さが出てるんじゃないか?と、電話で息子へ苦言しました。
我息子です。私達が育てた証です。
息子への、苦言は自分への戒めでもあります。

そんな重い空気を気にして、土曜日の深夜に息子は帰って来ました。
残しておいた豚汁、焼鮭、ひじきの煮物を出してやり、親からのボーナスを渡しました。
これは、 少ない給料で頑張って仕事していた労いと生活援助を兼ねたものです。
甘やかしだと思いますが、何とかくさらずに仕事を続けてもらいたい気持ちです。
翌朝、旦那さんが仕事に出る支度中に息子が起きてきて、オトンへ「ありがとうございます。」と。
旦那さんも、「おかんに、あやまっとけよ。頑張って掃除してたんやで。」と。

この日は、衆議院総選挙でした。
今の日本は、若い人に厳しい世の中です。平凡と云われる生活が、夢だといいます。特に男の子は、彼女を作って、結婚し、家族を持つ事が、夢のような事なんです。
政権が変わって、何とか若者が明るいビジョンを持って元気になれる世の中にしてもらいたいです。
それと、我息子も、もうちょっと前向きに元気ハツラツに生きてもらいたいです。

平成の母のつぶやきでした。

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最後に、今夜の夕食は、昨夜息子と二人鍋をした残り汁で雑炊にし、ぶりのお造りを買って一人ご飯でした。
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それから、旦那さんが職場のパーティーから帰ってきて、京都ホテルオークラのケーキを買ってきてくれて、リッチなデザートとなりました。
ありがとね。
by harutin52 | 2012-12-17 23:26 | 日々日常 | Comments(2)
Commented by urushi-yoshiko at 2012-12-18 19:33
お母さん、ご苦労様でした。
何だか自分の事を書かれているようで・・・
子離れしていない自分をダメだな・・・と思いつつ
つい手をさしのべたり、
息子からの連絡を主人からの連絡より喜んだり・・・
でも、息子はいくつになっても、可愛かったあの頃のままなんですよね、きっと。
今にお嫁ちゃんがやってきたら・・・私どうしょう!!って
今から切ないです(爆)
Commented by harutin52 at 2012-12-19 12:55
よしこさんへ
ありがとうございます。
よしこさんのコメント、ほんと、ありありです。
何処の母もどんなに大きくなっても子供が頼り無く感じてしまうのでしょうね。
ガリガリだけど大病もなく育った事だけでも有りがたいと思わなきゃね。
お嫁ちゃんが来なきゃ、もっと悲しいよ。
こらからが、楽しみだね。
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