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うそつき袖
ずっと作りたかった「うそつき袖」。
着物を着る際の長襦袢の袖ですが、袖だけ独立していているものです。

私の嫁入りの際に作ってもらった着物や長襦袢は、少し袖丈が長めでお茶の稽古には不向き。短い袖丈の長襦袢は、太ったので身幅や袖巾を広げてもらったのですが、着物はそのままなので、長襦袢の袖が出てきて不細工なことになってしまいました。

そこで、着物用のランジェリーで上部は晒な生地で下部はポリエステルの長襦袢のような生地で出来ているものがあったので、その袖にうそつき袖をくっつけようと考えました。

考えたのは、もう2年前。
うそつき袖は、市販もされていますが、結構いいお値段。
なので、自分で縫うことにしました。
着物屋さんで、安い長襦袢の反物を買いました。(それも2年前)
お値段は、2980円くらいだったと思います。

仕事も辞めて、やっと重い腰を上げました。

着物の袖なんて、作った事ない。
しかも、無双のもの。
ネットで作り方を調べて見ても、訳がわからない。
一度、はぎれでミニチュアを作ってみて、構造を知った上で本番に入ろう。

そんなこんなで、半日悪戦苦闘しました。

うそつき袖_b0211924_13243426.jpg

まず、左側の袖完成。
よく見たらズレてる。
うそつき袖_b0211924_13243519.jpg

これくらいは、ご愛嬌。
勢いで右袖も完成。
うそつき袖_b0211924_13243571.jpg

仮にランジェリーに付けてみました。
調整出来るように安全ピンで仮止めして。
うそつき袖_b0211924_13243565.jpg

着物の上に重ねて置くと、長襦袢の袖が出そう。実際に着てみたら、やっぱり出る。
出てきた長さ分調整して付けてみたら、まずまずの出来栄えに。

反物を買った時に一緒に買っていた付け襟を使って着てみました。
うそつき袖_b0211924_13243604.jpg

うん、何とか着物着れてるね。

襟も袖もランジェリーも家で洗濯出来るので、気軽に着れます。

今年から、着物でお稽古出来るように、簡単に着られて、手入れも簡単に出来る事を考えていきたいですね。

by harutin52 | 2016-01-14 13:01 | 手作り | Comments(0)
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