寒いなー、春が恋しい
ここんとこ毎日非常に寒いです。
お陽さんも雲隠れしたままで、乾いた北風が吹いてきます。
それでも、水仙の葉が顔を出したり、バラの新芽がニキビのように飛び出してきています。

この前の日曜日は、私たちの先生のお茶会がありました。
御所の東側にある梨木神社。
先生は、84才くらいなのですが、気持ちが若くて楽しくて、とても可愛らしい人なんです。
ご主人とお姑さんを同時に10年も介護なさって、そんな生活の中でもお茶やお花の修練を続けて、難しい試験も合格されて、その大変なはずの経験を苦もなくニコニコと話されるスゴイ女性なんです。
介護生活も、お茶やお花を続けていたからこそ、苦にならなかったとおっしゃいます。
今も、背骨の圧迫骨折やらで正座も出来にくいのですが、休まずお稽古してくれます。

この日のお茶会も、ご自身所有のお茶碗をたくさん惜しげもなく使って下さって、手にして味わえて贅沢な気分になりました。
中でも、白生地にキジのような鳥の絵が描かれた茶碗が目にとまりました。
その白がふぁーっと光を放っていたのです。その光が不思議な輝きなのです。
その器は、ラスター彩という技法で焼かれたものでした。
帰ってから、ネットで調べると、加藤幸兵衛窯(多治見市)で作られているものでした。作家は、加藤卓男さん。人間国宝でした。もう平成17年にお亡くなりになっています。
とても気になる器でした。
いつか窯へ見学に行きたいなぁ。

それと、この日のお菓子が絶品。
老松のきんとんですが、山芋の白に地になるところに緑、中はつぶ餡。
銘は、「下萌え」。
甘いけど、甘さが残らない。
山芋が滑らかでしっとりしてとろける。
今まで老松は、あまり好きでなかったのですが、見違えた思いでした。

外は寒いけれど、茶室の中は釜から上がる湯気で温かく、ちょうどよい温かさでした。

お床の椿もほんのり桃色の「曙」の蕾。
お雛様のぼんぼりを思わせます。
そして、お棚には、ふくさを折ったお雛様を飾ります。

ああ、春が待ち遠しい。
いいお茶会でした。

画像なしですが、想像してください。
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by harutin52 | 2014-02-21 20:18 | お出かけ | Comments(2)
Commented by マダムレモン at 2014-02-22 19:44 x
お茶会で、いい時間をすごされましたね。
ラスター焼きのお茶碗、なんださ、ステキ…。
老松のお菓子も、銘からステキ…
『下萌』今の季節にぴったり…
ますます、お茶会に行きたくなりました。
Commented by harutin52 at 2014-02-26 22:58
マダムレモンさんへ
お茶会で出会う人もお道具も花も一期一会です。
その中に、ビビッと頭に残るものたちがあります。とても自分で購入したりは出来ないけど、お菓子はゲットできる可能性はありですね。
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